ユンケル

コラムの紹介

「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。

コラム

疲れがたまっている社会人に必要な休みの過ごし方

休日というものはダラダラしているとあっという間に過ぎてしまいます。しかし、のんびりすること自体が悪いというわけではありません。問題は気の持ち方であり、「何かやらないと」などと思いながら何もしないでいることは、ストレスばかりがたまって日々の疲れを解消することができません。休む時にはきちんと休むという姿勢が大切なのです。

休日は肉体をいたわりつつも、やりたいことをやるのが正解!

休日は基本的には自分のやりたいことをする時間です。その方が気持ちもリフレッシュされ、休み明けにはすっきりした気分で仕事に臨むことができます。ただ、気をつけなければならないのは、精神的ストレスを解消するために肉体的ストレスを溜めてしまうということです。
例えば、体を動かすことが好きで、休日にスポーツをすることで気持ちをリフレッシュするということはいいとしても、それによって蓄積された肉体的な疲れは適切な食事や睡眠によって解消しなければいけません。
逆に、一日中ダラダラして日頃の疲れを取ろうという場合でも、長時間じっとしていることによって末梢神経の働きが鈍り、逆に疲労感が増してしまいます。それを防ぐためにくつろいでいる合間に軽くストレッチや散歩を行うことが大切です。
つまり、肉体のメンテナンスに気を配りつつも、やりたいことはしっかりやるというのが合理的な休日の過ごし方だといえるでしょう。

寝だめは逆効果!休日に合った睡眠と起床の方法とは!?

日頃、睡眠不足の人は休日の間に少しでも寝不足を解消しておきたいと思うものです。しかし、昼過ぎまでずっと布団の中で過ごすなどといったことはおすすめできません。人間の体は“寝だめ”ができないようになっているので、過剰な睡眠は無意味だからです。それどころか、寝過ぎは様々な弊害をもたらします。
一番問題なのは寝過ぎることで体内時計が狂ってしまい、疲労感が増してしまうことです。さらに、無理に長く眠ると浅い睡眠が続くことになり、自律神経にも悪い影響を与えてしまいます。それを防ぐためには、平日との起床時間の誤差は2時間以内に収めるのが賢明です。つまり、普段7時に起きているのだとすれば、休日も9時には起床するというのが理想となります。
いずれにせよ、日頃の睡眠不足は1日では補えません。土日が休みの場合は金曜の夜から月曜の朝にかけての3回の眠りで2時間ずつ睡眠時間を上乗せして、徐々に疲れを回復させていくのがよいでしょう。

集中とリラックス!趣味に必要なふたつのバランス!!

休日を過ごすのに、趣味は最良のパートナーです。夢中になれる趣味は日頃の仕事のストレスを忘れさせてくれます。その時、脳内では快感物質であるドパミンが放出され、人をやる気にさせると同時に自然治癒力を高めていきます。したがって、趣味に没頭することができれば、無意識の内に疲れにくい体が出来上がっていくわけです。
しかし、一方で、ドパミンの過剰放出には気をつけなければなりません。ドパミン自体は人をやる気にさせる重要な神経伝達物質ですが、その放出があまりにも連続的に続くと依存症になってしまう危険性があります。つまり、趣味に没頭するあまり仕事が手に付かないという状態になるということです。
それを避けるには、定期的に休憩を入れてリラックスした状態で趣味に取り組む必要があります。そうすることで、心を安定へと導くセロトニンが分泌され、ドパミンの暴走を防いでくれるのです。

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