「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
疲れたときや栄養補給がしたいときに頼りになる栄養ドリンク。疲労感をやわらげたり、頭をシャキッとさせたりするために、カフェイン入りのものが多くみられます。でもじつは、ノンカフェインの栄養ドリンクもたくさんあるんです。今回は、知っておくと使える「ノンカフェインの栄養ドリンク」についてご紹介します。
そもそも、どうして栄養ドリンクにはカフェインが含まれていることが多いのでしょうか?
カフェインは食品の成分のひとつで、コーヒーや紅茶、緑茶などに多く含まれており、数多くの効果があると言われています。
<主なカフェインの効果>
このため、頑張りたいときや疲れたときに飲む栄養ドリンク、エナジードリンクには、カフェインが配合されていることが多いのです。
成分・分量のところに「無水カフェイン」と書かれていたら、その栄養ドリンクはカフェイン入りだということ。ぜひチェックしてみてください。
栄養ドリンクのカフェイン効果で頭スッキリ!やる気満々!でも一方で、カフェインが入っていないノンカフェインタイプのものも複数あります。なぜでしょうか?
覚醒効果があるカフェイン入りの栄養ドリンクを飲んでしまうと、夜眠れなくなってしまう可能性があります。利尿作用があるので、夜中にトイレに行きたくて目が覚めてしまう人もいるかもしれません。
たとえば、眠る前に栄養ドリンクを飲んで、疲れを翌日に持ち越さないようにしたいとき。
風邪をひいたときに、しっかり眠って体を回復させたい場合も同様です。
十分な睡眠をとって体を休ませたいときは、ノンカフェインタイプを選ぶと良いでしょう。
ゆっくり睡眠をとりたいとき以外にも、ノンカフェインタイプの栄養ドリンクがおすすめな場合があります。
ひとつは、妊娠中・授乳中の女性です。妊娠中にカフェインを過剰摂取すると、流産や新生児の低体重リスクなどお腹の赤ちゃんへの影響が危惧されるため、カフェインの摂取を控えたほうがよいと世界保健機関(WHO)が注意喚起をしています。
けれども、妊娠中や産後の授乳中は、普段よりも疲れやすかったり、睡眠がとりづらかったりするため、栄養補給をしたいという人も多いはず。そこで、ノンカフェインタイプを選ぶことをおすすめします。
また、主に5歳から14歳前後の子ども向けにジュニア用の栄養ドリンクも販売されています。カフェインが入っていないだけでなく、子どもでも飲みやすいようなフルーティーな味にしているものが多い点がポイントです。お子さんの様子を見て、食事からの栄養が少し足りないなというとき、風邪をひいたときや病み上がりのときなどの栄養補給に利用してみてはいかがでしょうか。
その他、普段からコーヒーや緑茶などカフェインが含まれているものを多く飲む人は、プラス栄養ドリンクを飲んで過剰摂取にならないように、ノンカフェインタイプを選ぶのも一つの手です。
カフェインタイプとノンカフェインタイプをうまく使い分けて、元気いっぱいな毎日を送りましょう!