「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
風邪や感染症というと冬のイメージがありますが、夏に流行しやすいウイルスも多く、体調管理には1年中注意が必要です。そんななか、仕事がハードで体調面まで気が配れない人や、子どもが頻繁に体調を崩して感染リスクが高い人など、体調管理が人一倍難しいケースもあるでしょう。
今回は、風邪などの感染症を予防するための基本や具体策、忙しくても手軽にできる対策方法などをご紹介します。
風邪などの感染症は、病原体・感染経路・宿主の3つの条件がそろうことで成立してしまいます。予防するには、3つの条件を1つでも取り除く行動をとることが大切です。そのため、感染予防には条件を成立させないよう以下の3原則を意識しましょう。
新型コロナウイルス流行の経験から、手洗いやアルコール消毒・マスク着用・咳エチケットなどの基本的な感染対策は常識となりました。しかし、日々の忙しさから自身の抵抗力・免疫力への対策をおろそかにする人は多いでしょう。疲れ切った抵抗力の低い状態では感染症のリスクは上がってしまうため、自身の体も十分に労わってあげるようにしましょう。
体の抵抗力・免疫力を高めるためには、いわゆる「健康的な生活」を送ることが基本です。ここでは、健康的な生活のなかでも具体例を種類別にご紹介します。
忙しくて対策に時間がとれない方は「笑い」を意識してみるのはいかがでしょうか?笑うことで、ナチュラルキラー細胞という免疫細胞が活性化したり、免疫機能が正常化したりすることがわかっています。顔や体の筋肉が動かされることで血流もよくなるため、全身に免疫細胞や必要な栄養を効率よく届けてくれるという利点もあります。
また、忙しいときには栄養ドリンクの力を借りるもよいでしょう。商品によって違いはありますが、栄養ドリンクにはビタミンやローヤルゼリー・生薬などが含まれています。体に必要な栄養補給や疲労回復のほかに、抵抗力の維持・改善をサポートしてくれる効果もあります。ただし、風邪予防の基本は感染対策と健康的な生活習慣です。栄養ドリンクだけに頼るのではなく、補助的な役割として活用するようにしましょう。
忙しくても自分の体を労わることを忘れずに、抵抗力を高めて風邪などの感染症から身を守りましょう。