ユンケル

コラムの紹介

「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。

コラム

睡眠の質を高めるためには?忙しくて短時間しか寝る時間がない人に

睡眠の質を高めるためには?忙しくて短時間しか寝る時間がない人に

仕事や勉強・子育て・介護など、日々時間に追われて生活している人は少なくありません。頑張った体を休めるためには十分な休息が必要ですが、寝る時間が短くて疲れがとれないと悩む人もいるでしょう。
今回は、忙しく短時間しか睡眠時間が確保できない人に向けて、短くても「質の良い睡眠」をとるための対策についてご紹介します。

日本人の平均睡眠時間は短い

日本人の平均睡眠時間は短い 2021年に経済協力開発機構(OECD)から発表されたデータよると、先進国を中心にした世界33カ国のなかで日本は最も平均睡眠時間が短いという結果が得られています。日本は1日当たり7時間22分で、最も長いアメリカは8時間51分と平均睡眠時間に1時間半ほどの差があることがわかりました。
このデータから、日本人の睡眠時間がいかに短いかがわかりますが、日々の疲れを癒すためには睡眠が必要不可欠です。また、睡眠時間が短いことにより、疾患の発症リスクが高まる・寿命が短くなるなどの健康への悪影響もわかっています。睡眠不足の自覚がある人は、疲れをとるためだけではなく健康のためにも生活改善への取り組みが必要です。

短くても質の良い睡眠をとるために

短くても質の良い睡眠をとるために 厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠ガイド2023」によると、個人差はあるものの健康のためには「6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保すること」が推奨されています。では、「質の良い睡眠」とはどのようなものでしょうか。同ガイドによると、睡眠休養感のある眠りが質の良い睡眠とされています。良い睡眠には、この時間と質の両方が必要です。睡眠時間の確保は分かりやすいですが、睡眠の質を良くするために何をすればよいか悩む人も多いでしょう。質の良い睡眠のためには、就寝前から環境を整えておくことが大切です。以下は、睡眠の質を低下させる原因とされている項目の一例です。


【睡眠の質を低下させる要因】

  • 仕事などによる過度なストレス
  • 寝る直前の食事や夜食、朝食を抜くなどの食生活の乱れ
  • 運動不足
  • 生活リズムの乱れ
  • 寝る直前までパソコンやスマートフォンを見る
  • 寝る前にカフェインやアルコール、タバコなどの嗜好品の摂取
  • 糖尿病、高血圧、がん、うつ病などの慢性疾患

健康のためには、睡眠時間を確保するのと同じくらいに質の良い睡眠が重視されています。休養感の得られない睡眠も、短時間の睡眠同様に健康を害するリスクがあります。短時間しか寝る時間が確保できない人は、特に上記項目に注意し質の良い睡眠を意識するようにしましょう。

参考:厚生労働省|健康づくりのための睡眠ガイド2023

質の良い睡眠は疲労感が改善しやすい

質の良い睡眠は疲労感が改善しやすい 睡眠は、疲労やストレスから心身を回復させる重要な役割を持っています。睡眠時間を確保することも重要ですが、それが難しい場合には質を意識した睡眠を心掛けることで疲労回復を助けてくれるでしょう。ただし、長期間睡眠時間が確保できない生活が続く場合には、必ず生活の見直しが必要です。
今が頑張りどきという人は、休めるときにしっかりと休息をとり栄養ドリンクやサプリメントなどで体調を整えるなどして無理をしないことが大切です。健康のためにも「睡眠時間」と「睡眠の質」どちらも意識した眠りを心掛けましょう。

chevron_leftコラムTOPに戻る

ユンケルファミリーキャンペーン