「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
更新日:2026/04/05

疲労の原因はさまざまですが、疲労回復には栄養が欠かせないということは、多くの人が理解しています。しかし、実際には何を食べたら元気が出るのか分からなかったり、準備するのが面倒だったりして適当な食事で済ませる人も多いのではないでしょうか?
今回は、疲労の回復に効果があるとされる栄養素と食材、食べ方について解説します。料理が苦手な人にもおすすめの簡単レシピもご紹介しますので、ぜひ毎日の食事の参考にしてみてください。
疲れた時に何を食べたらよいか分からないときは、三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)に加えて、疲労回復を助けるビタミン・ミネラル・ファイトケミカル・有機酸などを一緒に摂るとよいでしょう。以下は、栄養素の効果とその食材一覧です。
疲れやだるさなどの症状を感じた時は、必要な栄養が十分にとれていない影響かもしれません。上記の疲労回復に有効な栄養素を意識し、食品選びに活用してみてください。
疲労を解消するためには、必要な栄養素や食材をそのままただ食べればよいというわけではありません。食事のポイントを押さえておくことで、さらに疲労回復効果を高めることができます。せっかく良い食材を摂るのであれば、以下を意識しましょう。
バランスのよい食事をしっかりとることで、主食でエネルギー源、主菜で体の材料、副菜で体の調子を整える栄養素が十分に摂取可能です。これにより、疲労回復に必要な栄養素が不足しにくくなるというメリットがあります。
また、栄養素には、組み合わせて食べることで吸収率を上げたり、相乗効果をもたらしたりするものがあります。例えば、野菜や海藻などの植物性の鉄分(非ヘム鉄)とビタミンCの組み合わせです。これらを一緒に取ると、鉄分の吸収率アップに役立ち、鉄欠乏性貧血による疲労改善につながります。
多忙で食事に時間をかけたり意識して作ったりすることができない人は、手軽に食べられ、疲労回復効果もある食べ物を知っておくと安心です。特に、おにぎりやサンドイッチがおすすめです。エネルギー源となるだけでなく、中の具の成分に注目して選ぶことによってタンパク質やビタミンを補給することもできます。また、バナナ・柑橘類などの果物やヨーグルト、ナッツやドライフルーツ、ゆで卵も手軽に食べやすく、疲労回復に効果的な栄養素が含まれておりおすすめです。
食事は、食材だけでなく食べ方でも効果の現れ方が異なります。そのため、同じものを食べるのであれば、量よりも効果的な食事方法を工夫し心がけましょう。
疲労回復のための食事を意識したくても、料理が苦手で普段は自炊をしない人もいるかもしれません。ここでは、料理が苦手と感じる人でも簡単につくることができる、調理時間10分以内のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
作り方(所要時間:約10分)
メイン食材の鶏むね肉には、アミノ酸やイミダゾールジペプチドが豊富で、高たんぱく・低脂質です。また、パプリカに多く含まれるビタミンA・C・E、レモン汁のクエン酸、にんにくのアリシンなどの栄養素が、抗酸化作用や疲労物質の分解促進などに利用され、より効率よく疲労回復効果をもたらしてくれるメニューとなっています。
材料(1人分)
作り方(所要時間:約3分)
ヨーグルトやにんじんは、ビタミンB群(B2・B6・B12)を含むため、糖質・脂質・タンパク質の代謝を助けてエネルギーに変える働きがあります。また、レモン汁のクエン酸とはちみつの天然糖分が、素早くエネルギー源となって疲労物質の分解を促進してくれます。エネルギー補給にプラスして疲労感の回復対策としても高い効果が期待でき、忙しい朝にも飲みやすいおすすめのドリンクです。ほかの果物や野菜でも代用できるため、ぜひお好みの食材でも試してみてください。
食は、心身ともに疲労回復の基本であり、食材や食事のポイントとコツを押さえることは非常に大切です。ただし、食事以外にも運動や睡眠などの生活を整えることも疲れを軽減するのには必要なため、自身の生活の乱れについてもチェックしてみるとよいでしょう。ぜひ、本記事の情報を日々の食生活や献立に効果的に取り入れてみてください。