「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
いくら頑張って仕事をしても、なかなか終わらないということがあります。毎日残業ばかりで身も心も疲れ果ててしまったとき、なんとか今の状況を脱出したいと思いますよね。そのようなときは今までのやり方を見直して、仕事の効率アップを図りましょう。
仕事を効率良くできる人というのは、仕事に対する具体的な目標を明確に持っています。ただ漠然と仕事をするのではなく目標に向かって頑張ろうという気持ちがあると、仕事に対するモチベーションが高くなり、どんどん仕事をこなすことができるようになっていきます。目標は手が届きにくいものであると途中でモチベーションがダウンしてしまうこともあります。そのため、「それほど遠くない時期に頑張れば手が届くかもしれない程度の目標」を立てるといいでしょう。1人で達成することが難しい目標の場合は、職場仲間と一緒に協力しながらであれば達成できるかもしれません。そのような場合は職場全体で長期の目標を設定し、個人でそれぞれ中期や短期目標を立てるなど、いろいろと工夫してみましょう。
手に取った順番に仕事をこなしていては、効率良く進めることができないこともあります。効率良く仕事を進めるには、まずは今抱えているやるべき仕事をすべて書き出してみましょう。それらをすべて書き出すことで全体量が見えてきます。その上で優先度や重要度、納期、期限などを考慮しながら仕事に優先順位をつけ、「優先順位の高い順から実行」してみましょう。ほかにも、「好きな仕事から順に取り掛かる」という方法もあります。好きな仕事は楽しくできるため、その後の仕事のモチベーションアップにも繋がります。その勢いで、一気に抱えている仕事をすべて片付けてしまいましょう。また、朝は苦手でなかなか頭が働かないという人は、「朝一番に行う仕事を単純作業だけにして、頭を使う仕事は午後から行う」というやり方もあります。
仕事に対して固定概念にとらわれすぎると、新しい知識や意見などをなかなか受け入れられずに、業務が滞ってしまうことがあります。また、それが原因で生産性が落ちた場合、すぐには軌道修正できなくなっています。固定概念にとらわれることから脱却するには、まずは自分が持っている知識や経験、先入観だけに頼らず、一歩引いた位置から客観的に見ることが必要です。また、すべて自分の常識で物事を図らずに他人の意見を聞いてみたり、方向性を変えて考えてみたりするのもいい方法です。その上で改めて今の仕事のやり方で正しいのかを振り返ってみましょう。今までの固定概念にとらわれない柔軟な考え方ができる人は、新しいことを素直に受け入れることができ、仕事の軌道修正も容易にできます。そうなれば、さらなる仕事の効率アップが実現され、生産性が上がっていくでしょう。
このように仕事はやり方を工夫することで、効率的に進めることができるようになります。仕事の全体量を見定めた上で、今までの仕事のやり方を振り返り、最も効率の良い方法は何かを考えていきましょう。また、時として他人の意見や新しい意見なども取り入れる柔軟な考えも必要です。自分1人で仕事を抱え込もうとはせずに、職場の仲間と協力しながら仕事をこなしていくことも考えてみましょう。