「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。
コラム
「体がだるい」「肩や背中がゴリゴリに凝っている」「頭がボーッとする」「とにかくしんどい」……こんなとき、私たちは「疲れた!」と感じますよね。でも、疲れ=疲労とは一体何なのでしょうか。人によって感じ方が違う? 疲れない体を手に入れるためには、どうしたらいい? 今回は、疲労のメカニズムと、疲れたときにすべきことをご紹介します。
そもそも「疲れ=疲労」とはどんなものなのでしょうか? 日本疲労学会のガイドラインには、このように明記されています。
疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。
つまり、物理的な体の疲れ、精神的な心の疲れ、どちらも「疲労」と定義されているのです。
では、疲れはどうして起こるかというと、ズバリ「体からの悲鳴」であり、「そろそろ休息を!」というサイン。これ以上疲れが蓄積すると、心身ともに悪い影響を及ぼすよ、と体が教えてくれているのですね。
ちなみに、疲れを感じているのにそのまま無理をし続けると、疲れをこじらせてしまい、さらなる体の不調や場合によっては病気につながる可能性も。「疲れたな」と感じたら、無理をせず体と心を休ませることが大切です。
ここからは、「疲れた」と感じたらするべきことをお伝えします。
疲労は、蓄積されてからでは改善するのに時間がかかります。普段から、食事・睡眠・運動を心がけつつ、ゆっくり入浴したりツボを押したりして、その日の疲れはその日のうちに取り除いておけると良いですね。
なお、あまりにも疲労感が強い、長期間改善されない、我慢できないほどの辛さを感じる場合は、何かの病気のサインかもしれません。セルフケアももちろんですが、早めに病院を受診することも検討を。
疲れを溜めないような生活習慣を目指しましょう!