ユンケル

コラムの紹介

「疲れ」や「栄養補給」に関する
アンケートを通じて分かったことや、
役立つコラムなどをご紹介。

コラム

あなたの「疲れ」はどのタイプ?【徹底解説】仕事に疲れたときの対処法

疲れた時にするべきこととは?

「ぐったり疲れ果てて一日が終わる」「会社に行くのが憂鬱だ」「平日はいつも体がだるい」
現代人は忙しい。仕事をついつい頑張りすぎてしまい、疲れてしまっている人はいませんか? 常に疲れを感じている状態は、作業効率が悪く、ミスが増えたり本来のパフォーマンスが発揮できなかったりと、結果仕事にも支障をきたす悪循環に……。今回は、仕事に疲れたときの対処法をご紹介します。

仕事に疲れる3つの原因

仕事に疲れる3つの原因 一言で「仕事に疲れた」と言っても、その理由や状態はさまざま。大きくわけて3つのタイプがあると考えられます。

一つが、体を動かす作業をした後に感じる「肉体的疲労」です。乳酸という疲労物質が体内に蓄積することで起こります。

二つ目が、一日中パソコンの前に座って作業をするなどして、脳や目(視神経)を酷使し、緊張した状態が続いたことによる「神経的疲労」。

そして三つ目は、人間関係や仕事のプレッシャーなどによって心が疲れてしまう「精神的疲労」です。

「疲れたな」と思ったら、まずは自分がどのタイプの疲れかを確認してみましょう。

仕事に疲れている人の特徴(サイン)

仕事に疲れている人の特徴(サイン) 疲れはそのままにしておくと、どんどん蓄積されていきます。しかしながら、最近は自分が疲れていることに気づかない、自覚症状がない人も多いようです。

実は、先程ご紹介した3つのタイプの疲れは、完全に独立しているわけではなく、互いに深く結びついてるので、少々厄介。たとえば、肉体的・神経的疲労が蓄積すると、精神的疲労につながることがありますし、神経的疲労は脳が緊張状態なので、体中の臓器も働き続けて、結果肉体的疲労の原因になることもあります。

つまり、疲れの自覚症状がないために無理を続けると、神経的疲労が溜まり、結果さらなる肉体的疲労につながることもあるということです。疲れの放置は、絶対にやめたいですね。

ここでは、仕事に疲れている人に多い特徴をピックアップするので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。


  • ・寝付きが悪い、よく眠れない
  • ・イライラしやすい
  • ・物事に集中できない
  • ・ケアレスミスが多い
  • ・仕事中に強い眠気に襲われる
  • ・朝スッキリ起きられない
  • ・体がだるい

これらは、「疲れ」の自覚症状。当てはまるものが多い人は、症状が続かないように気をつけましょう。

厚生労働省は、「働く人の疲労蓄積度セルフチェック」というサイトを公開していて、質問に答えていくと、仕事による負担度が判定されます。勤務状況のレベルも表示されるので、客観的に今の自分の状況を知る良い機会になりますよ。

▶厚生労働省「働く人の疲労蓄積度セルフチェック」(働く人用)
https://kokoro.mhlw.go.jp/fatigue-check/worker.html

仕事に疲れたときの対処法

仕事に疲れたときの対処法 自分の疲れを自覚したら、次は疲れをできるだけ減らすように意識しましょう。

(1)長時間の同じ姿勢を避ける

同じ姿勢が長時間続くと、血流が悪くなり、酸素が十分に運ばれなかったり、老廃物が排出されずに体内に溜まったりするため、疲労も蓄積されてしまいます。
たとえデスクワークが続く仕事であっても、定期的にストレッチをする、少し歩くなどして、体動かすことを心がけましょう。

(2)寝る前に軽い運動・ストレッチをする

疲れを溜めないためには、疲れを翌日まで持ち越さないことが大切。寝る前に少し体を動かして血行を良くし、体内の疲労物質を分解・排出してしまいましょう。

肩まわりの血流を良くするためには、腕で大きく円を描くようにして、肩甲骨を引き寄せるようにゆっくりストレッチ。布団に入ったら、両足のつま先を手前に引き寄せ、足先まで伸ばす、を繰り返します。一気に肩まわりや足首まわりの血行が良くなって、ポカポカ体が温まってくることを実感できるのではないでしょうか。

(3)仕事のスケジュールや進め方を見直す

仕事が原因で疲れたと感じているのであれば、スケジュールを詰めすぎていたり、進め方やペースが自分に合っていなかったりする可能性があります。

特に、頑張りすぎるタイプの人は仕事を詰め込みすぎる場合が多いので、適宜休息をとれるくらいの余裕を持ったスケジューリングを意識してみませんか?負担になっている作業があれば、アプリを活用したり、他のメンバーと共有したりして、効率よく進める方法をどんどん取り入れるのも一つの手です。

(4)気の合う友人と過ごす時間を作る

精神的疲労の場合は特に、ストレスを発散させて、意識的に気分転換できることをしてみるのがおすすめ。親しい友人と食事に行ったり、電話やオンラインで話をするだけで疲れが癒やされるものです。

その他にも、仕事以外の楽しいイベントを予定しておくと、業務にハリが出て、疲れを感じにくいかもしれませんよ。

仕事と良い距離感を保ち、疲れすぎない毎日を

仕事と良い距離感を保ち、疲れすぎない毎日を 生きていくために仕方なく仕事をしている人、やりがいがあって楽しくて仕方ない人、いろいろだと思いますが、仕事のせいで体を壊してしまっては元も子もありません。ちょうどいい距離感で仕事と向き合い、疲れを溜めない毎日を送りましょう。

chevron_leftコラムTOPに戻る