イチローさんの活躍や最新トピックス、
ユンケルのプロモーションなどをご紹介します。
ユンケルCMアーカイブ 〜2004年〜
秘密のボトル篇
大飛球篇
スーパースター篇
MLB新記録篇
2004年のトピックス
シーズン最多安打記録更新。驚異の262安打
4月は.255と例年同様低調なスタートとなったイチローだが、5月は自身2度目となる月間50安打を記録、21日には日米通算2000安打を放つなど月間打率.400、シーズン打率も.335と一気に上昇。 もはや常連となったオールスターにも、投票による選出で4年連続出場を果たした。
過去2年、オールスター後は調子を落としたのだが、このシーズン、イチローの勢いは止まらないどころか加速する。7月、2試合連続4安打、1試合5安打を放つなど、月間51安打。シーズン2度の月間50本安打達成は、ジョー・メドウィック以来68年ぶりの快挙。さらに8月3日にアメリカンリーグ首位打者に浮上すると、26日には本塁打で自身最速で年間200安打を達成。
「月50安打は年間200安打よりもはるかに難しい」と語ったイチローだったが、結局この月、球団記録であるアレックス・ロドリゲスの月間54本安打を更新し、66年ぶりにジェフ・ヒースの月間56本安打のタイ記録に並んだ。シーズン3度目の月間50本安打は史上初の快挙であった。
シーズン終盤、84年間破られることのなかったMLB歴代シーズン最多安打記録、ジョージ・シスラーの257安打をイチローが上回るかどうかに注目が集まった。ついに10月1日、本拠地テキサス・レンジャーズ戦で新記録258安打を達成。最終的に262安打を記録し、打率.372でMLBでは3年ぶり2度目となる首位打者に輝くなど、まさに記録ずくめのシーズンとなった。
MLBは『USAトゥデイ』紙に全面広告を掲載し祝福の意を表した。史上8人目となるコミッショナー特別表彰を受け、アメリカ野球殿堂には特別ブースが用意された。日本からは正力松太郎賞特別賞が授与され、2度目の国民栄誉賞授与も打診された(2度とも辞退)。「打撃の神様」の愛称で知られる川上哲治をして「精神的にも技術的にも、『野球の神様』と言えば彼じゃないかと思う」と言わしめた。
2004年の成績・記録
- 試合数
- 161
- 打席
- 762
- 打数
- 704
- 得点
- 101
- 安打
262
- 二塁打
- 24
- 三塁打
- 5
- 本塁打
- 8
- 塁打
- 320
- 打点
- 60
- 盗塁
- 36
- 盗塁死
- 11
- 犠打
- 2
- 犠飛
- 3
- 四球
- 49
- 敬遠
- 19
- 死球
- 4
- 三振
- 63
- 併殺打
- 6
- 打率
- .372
- 出塁率
- .414
- 長打率
- .455
- OPS
- .869
主なタイトル
- アメリカンリーグ首位打者
- 年間最多安打(両リーグ共通)
主な賞
- アメリカンリーグゴールドグラブ