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オウギ(黄耆)

植物性

オウギ

マメ科キバナオウギまたはその他同属植物の根を乾燥したもの。オウギは高さ50〜80cmの多年生草本で、7〜8月頃に黄または淡黄色の花をつける。また、果実は8〜9月頃に熟する。薬用部分の根はほぼ円柱形で色は淡い灰黄色または褐黄色。柔軟で質が緻密、甘味があり、香気の高いものが良品。

学名
ASTRAGALI RADIX
日本名
黄耆(オウギ)
主な産地
中国、北朝鮮、韓国、日本
基原
マメ科のギバナオウギの根
用 途
利尿、止汗、血圧降下
自汗盗汗、体腫、麻痺、疼痛、小便不利に応用

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉    日本薬局方 第十四改正〈じほう〉財団法人日本公定書協会編集、薬用ハーブの機能研究〈健康産業新聞社〉、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉

起 源
マメ科のキバナオウギおよびナイモウオウギその他同属植物の根を乾燥したもの。オウギは高さ50〜80cmの多年生草本で、7〜8月頃に黄または淡黄色の花をつける。また、果実は8〜9月頃に熟する。柔軟で質が緻密、甘味があり、香気の高いものが良品。
薬 効
強壮、末梢血管拡張、抗菌、抗アレルギー、抗ストレス、血圧降下、利尿作用などが報告されている。疲労を回復させる代表的な補気薬の一つで、類似薬効のウコギ科オタネニンジンと併用されることも多い。両方を配合したものは参耆剤と呼ばれ、強壮作用が増強される(補中益気湯など)。

search豆知識

古代中国の薬書『本草網目』には、「耆(ぎ)とは長(おさ)の意味であって、黄耆とは黄色のもので補気薬(体を補う薬の意味)としての長(最も代表的なもの)だから、このような名前が付いているのだ」と記されています。「黄色のもの」とあるようにキバナオウギは、根も花も黄色。また、耆という字には、「徳のある長者」という意味もあります。確かな薬効への畏敬の念を込めて、この名が付けられたのだと言われています。

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オウギ
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