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クコシ(枸杞子)

植物性

クコシ

ナス科クコ属のクコの成熟果実を乾燥させたもの。クコは高さ1〜2mの落葉低木で、8〜11月頃に淡紫色または白色の小さな花をつける。秋に赤熟した果実を採集して日干しにして用いる。果実は2cmほどの長楕円形で、成熟した果皮は赤く光沢がある。また、葉(枸杞葉<クコヨウ>)、根皮(地骨皮<ジコッピ>)も薬用として使われる。

学名
LYCII FRUCTUS
日本名
枸杞子(クコシ)
主な産地
中国、韓国、日本
基原
ナス科の落葉低木の実
用 途
強壮、虚労
無力感、めまい、頭痛
血糖値降下、血圧降下

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉

起 源
ナス科クコ属のクコの成熟果実を乾燥させたもの。クコは高さ1〜2mの落葉低木で、葉えきに短枝状の刺針がある。8〜11月頃に淡紫色または白色の小さな花をつける。秋に赤熟した果実を採集して日干しにして用いる。また、葉(枸杞葉<クコヨウ>)、根皮(地骨皮<ジコッピ>)も薬用として使われる。
薬 効
強壮、虚労のほか降圧作用や抗脂肪肝作用などがある。また、含有成分のベタインは血行促進作用や神経修復作用、消化器系の分泌を促す作用が報告されている。漢方では補肝腎、補血、明目の効能があるとされ、目の疲れ、めまい、視力の低下、腰や下肢の倦怠感、性機能障害などに用いられる。

search豆知識

「枸杞垣の似たるに迷う都人」とは、かの蕪村が詠んだ句。この他にも、クコは多くの俳句に詠まれています。春の若葉が美しく、夏には可愛らしい花をつけ、秋には紅のような実を結ぶクコ。移ろう季節の表情が、俳人達の心をとらえたのでしょう。「枸杞の実(クコシ)」も季語のひとつ。また、「枸杞酒」として家庭で愛飲されてきた歴史も。作り方はクコの実、葉や根を焼酎に入れるだけ。枸杞酒には、血圧降下、強精、強肝などの効力があるとされています。

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クコシ
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