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サンシュユ(山茱萸)

植物性

サンシュユ

ミズキ科のサンシュユ(ハルコガネバナ)の果実を乾燥したもの。サンシュユは高さ4m近くになる落葉高木で、早春に黄色い花が咲き、秋にはグミに似た真っ赤な果実がなる。この果実を乾燥させ生薬とするが、見た目は干しぶどうに似ている。紫黒色で酸味と渋みがあり、潤いのあるものが良品である。

学名
CORNI FRUCTUS
日本名
山茱萸(サンシュユ)
主な産地
中国の浙江省(「杭萸肉」と称される)など、日本(奈良県)、韓国
基原
サンシュユ(ミズキ科落葉小高木)の果肉
用 途
強精、強壮
止血
補腎、腰膝疼痛、月経不止などに応用

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、日本薬局方 第十四改正〈じほう〉財団法人日本公定書協会編集、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉、日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉

起 源
ミズキ科のサンシュユ(ハルコガネバナ)の果実を乾燥したもの。サンシュユは落葉性の小高木で、大きいものでは高さ4m、径30cmを超える。3月頃に20〜30個の黄色の小花がひとかたまりに枝に点在するように咲いた後、柔軟で酸味のある果実ができる。生薬の形状は干しぶどうに似ており、紫黒色で酸味と渋みがあり潤いのあるものが良品である。
薬 効
抗糖尿病作用や免疫を活発にする作用で知られる。漢方では八味地黄丸、六味地黄丸、牛車腎気丸などに処方され、止汗、頻尿・夜尿などの治療に用いるほか、膝や足腰の痛み、眩暈、性機能低下の強壮薬としても使われる。

search豆知識

薬用植物として享保7年(1722年)に渡来し、小石川御薬園(現在の東京大学理学部植物園)で育 豆知識成されたのが日本でのサンシュユのはじまり。ところが日本ではいつの間にか、薬用としてより観賞用として栽培されることの方が多くなってしまいました。これは和名「春黄金花(ハルコガネバナ)」といわれるほどの美しく黄色い小花、また「秋珊瑚」と呼ばれるほど赤くて可憐な果実をつけるからです。そして今では、庭木や街路樹などでおなじみの存在となりました。

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サンシュユ
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