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ニクジュヨウ(肉_蓉)

植物性

ニクジュヨウ

ハマウツボ科のホンオニクの肉質茎を乾燥したもの。ホンオニクは緑色の葉を持たない植物で、他の植物の根に寄生する1年草で根茎の中心には他の植物の根を包んでいる。生薬は良く肥えた大きくやわらかなものが良品である。

学名
CISTANCHIS HERBA
日本名
肉蓯蓉
主な産地
中国(内蒙古、新疆省、甘粛省、青海省など)
基原
ホンオニク(ハマウツボ科寄生植物)の肉質茎
用 途
強壮・補精
止血
インポテンツ、腰膝の冷痛、不妊症、便秘などに応用

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉

起 源
ハマウツボ科のホンオニクの肉質茎を乾燥したもの。ホンオニクは緑色の葉を持たない植物で、他の植物の根に寄生する1年草で根茎の中心には他の植物の根を包んでいる。別名「大芸」といい、春季採集したものを砂中に半分埋め、晒干したものを「甜大芸(淡大芸)」、秋季採集したものは水分が多く乾燥し難いので塩湖中に1〜3年つけておき、これを「塩大芸」と言う。薬用にする際には塩分を洗い去る。現在わが国に輸入される「ニクジュヨウ」は「淡大芸」のほうである。生薬は良く肥えた大きくやわらかなものが良品である。
薬 効
漢方では、強壮・強精作用が知られており、インポテンツや不妊症、足腰の弱った人などに用いられる。性質は温で、乾燥させず主に腎陽を補い、精血を充実させるといった補陽薬のひとつ。潤腸作用もあリ、高齢者の便秘症状の改善にも使われる。

search豆知識

中国漢方の古典である『本草網目』には、「ニクジュヨウ」は補の功用があって、そもそもが峻烈でないところから、従容なる名称がある。従容とは「和らぎ穏やかになるとの形容である」と、名前の由来が記されています。また、効能としては「髄を増し、五臓を養い、陰を強くし、陽を壮にし、精気を増し、子多からしめる。長く服用すれば、身が軽くなる」と書かれている古典もあります。

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ニクジュヨウ
が配合されている主なユンケル