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ガラナ

植物性

ガラナ

ムクロジ科ガラナ属のツル性植物の種子を乾燥させたもの。栽培すると2mほどの灌木に成長する。花期は7〜8月。種子は約1cmの褐色の球形で、表面に光沢がある。種子にはガラニンというカフェインの一種が含まれ、古くから飲料または強壮薬として用いられてきた。

学名
PAULLINIA CUPANA KUNTU
日本名
ガラナ
主な産地
南米アマゾン川流域
基原
ムクロジ科ガラナ属のツル性植物の種子
成分
ガラニン(天然カフェイン)、タンニン、サポニン、油脂など。

search豆知識

ガラナの名前の由来にもなっているグアラニー族をはじめ、南米先住民族たちは古くから疲労回復などの目的で、ガラナを摂取してきました。ガラナの実をすり潰して粉にし、キャッサバなどを加えてよく練ったものにお湯、砂糖を加えて飲むとのこと。南米先住民族たちの間ではガラナを食べて3日3晩踊り続ける、戦闘の時には必ず持ち歩くなどの言い伝えがあり、その効果の高さが伺えます。

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