TOP > 生薬のご紹介 > リュウガンニク
ムクロジ科のリュウガンの仮種皮を半乾燥したもの。7月には球状の直径2〜3cmの果実をつけ、殻は青黄色で鱗甲状の模様があり、形は丸く、果肉は白くライチとよく似た甘い味がする。殻は褐色で球円形をなし、大きくて殻が破れていない、内部に果肉が多く、潤いのあるものが良品である。
- 学名
- LONGANAE ARILLUS
- 日本名
- 竜眼肉(リュウガンニク)、俗に「円眼」「桂円肉」ともいわれている。
- 主な産地
- 中国(広西、福建、台湾省など)
- 基原
- リュウガン(ムクロジ科常緑高木)の果肉
- 成分
- アデニン、コリン、ショ糖、ブドウ糖など。