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ジコッピ(地骨皮)

植物性

ジコッピ

ナス科クコの根皮を乾燥させたもの。クコの根が骨のような形をしていることからこの名前で呼ばれる。クコは採取部によって異なる生薬として活用されるが、根の場合、太い根から調製した巻状の根皮が良品とされる。

学名
LYCII RADICIS CORTEX
日本名
地骨皮(ジコッピ)
主な産地
中国、韓国
基原
ナス科のクコの根皮
用 途
解熱、咳止、汗止、多汗

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉

起 源
ナス科の枸杞の根皮を乾燥させたもの。6月、7月に小さい紅紫の花がつき、実は中華料理などにも使われる。
薬 効
血糖降下作用、解熱作用、降圧作用などがある。漢方では解熱、咳止、汗止、多汗などの効能のほか、清熱涼血、清虚熱、止血の効能も知られている。また滋養作用のある解熱薬として、結核など消耗性疾患の慢性的な微熱や体力の低下に使われる。滋陰至宝湯、黄耆別甲湯、清心蓮子飲などに配合される。

search豆知識

地骨皮は、内臓のうち肝・腎・肺につながる経路と深く関係して、水分代謝や気の流れを整える万能生薬と言われています。「肺水を下ろし、虚熱を退け、筋骨を硬くし、血を涼す」と古書に書かれているように、強壮作用のほか、長くつづくカラ咳や高血圧の予防、火傷の外用剤までと広い用途に使われてきました。日本には"秋ナスは嫁に食わすな”という言葉があり、一節には体が冷えるからといわれていますが、それはナス科の植物に共通する働きとして解熱作用があるためです。とくに地骨皮の解熱作用はその中でも高く、「果実は滋補薬、根皮は解熱」と称されています。

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ジコッピ
が配合されている主なユンケル