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サンザシ(山査子)

植物性

サンザシ

バラ科のサンザシ及びオオサンザシ、その他変種の成熟果実(偽果)を乾燥したもの。サンザシは高さ1.5mほどの落葉低木で、春に白い花をつける。また、9〜10月に黄色い実をつけ、熟すと赤色になる。生薬とする果実(偽果)は大粒でよく赤色を呈するものが良品である。

学名
CRATAEGI FRUCTUS
日本名
サンサニク(山査肉)
主な産地
中国(浙江、江蘇、江南、湖南省など)、韓国、日本
基原
サンザシ(バラ科落葉低木)の偽果
用 途
鎮静
強心
消化不良、飲食積滞、腰痛、月経痛などに応用

出典: 原色和漢薬図鑑〈保育社〉、日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉、汎用生薬便覧 平成12年10月〈日本大衆薬工業協会 生薬製品委員会生薬文献調査部会〉、ハーブ大全〈小学館〉、世界の薬用植物IIハーブ事典〈エンタプライズ株式会社〉、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉

起 源
バラ科のサンザシ、およびオオサンザシ、その他その変種の成熟果実を乾燥したもの。

サンザシは高さ1.5〜2mの落葉低木で、深茶色の枝と鋭いとげをもち、くさび型の葉が特徴。4〜5月頃に白色の花を咲かせ、9月頃に球形の果実をつける。日本には享保初め頃、朝鮮半島を経て薬用植物としてもたらされ、現在では多く庭木として栽植されている。生薬は大粒の赤色を呈するものが良品である。
薬 効
抗菌、血管拡張、強心、降圧作用のほか、胃液分泌を促進し、消化を助ける作用も報告されている。漢方では消食の効能が知られておリ、消化不良、胃腸機能の低下、下痢などの治療に使われている。

search豆知識

サンザシは中国において古くから民間薬としては勿論、食用としても重宝されており、3千年に近い栽培の歴史があります。姫リンゴのような甘酸っぱい味がすることから、サンザシ酒、ジュース、お菓子やドライフルーツなどにされて楽しまれることが多いようです。また、中国北部では、串に挿したサンザシを飴で覆った「氷糖葫蘆(ピンタンフーロー)」というリンゴ飴のようなお菓子が街角で売られています。よく熟して真っ赤になったサンザシには抗酸化物質が豊富に含まれるため、味が美味しくて食べていると、知らず知らずのうちに美容、老化防止の効果を得ていると言えます。

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サンザシ
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