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ビャクジュツ(白朮)

植物性

ビャクジュツ

キク科の多年草であるオケラやオオバナオケラの根茎を乾燥したもの。11月上旬から2年生根茎を収穫する。掘り上げた根茎は、水洗後日干乾燥する。味はわずかに苦い。虫害のない芳香の強いものが良品である。オオバナオケラの方が佳品とされる。

学名
ATRACTYLODIS RHIZOMA
日本名
白朮(ビャクジュツ)
主な産地
日本、中国、韓国
基原
オケラ又はオオバラオケラの根茎
用 途
健胃、強壮、利尿

出典: 新訂生薬学(南江堂)、漢方のくすりの事典(医歯薬出版株式会社)

起 源
キク科の多年草であるオケラ(和白朮)やオオバナオケラ(唐白朮)の根茎を用いる。味はわずかに苦い。
薬 効
健胃、利尿、止瀉、整腸、止汗作用を有する。胃腸炎、消化不良、下痢、腎臓機能の減退による尿利の減少などに応用。漢方では補中益気湯、六君子湯などの代表的な補気薬に配合される。

search豆知識

ビャクジュツ(オケラ)は日本において古くから胃腸薬として使用されてきたことから人々にとって馴染みの深い植物であり、オケラについて歌った和歌や民謡が多く残っています。日本最古の和歌集である万葉集では、「我が背子をあどかも言はむ武蔵野のうけら(おけら)が花の時なきものを」として、オケラの花の慎ましく愛らしい姿が詠まれており、特別な植物であったことがわかります。また、信州地方の民謡で「山で旨いはオケラにトトキ、里で旨いはウリ、ナスビ。嫁に食わすもおしゅうござる。」と歌われており、味良し・効き目良し・見た目良しの3点揃った生薬こそビャクジュツであると言えます。

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ビャクジュツ
が配合されている主なユンケル