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セイヨウサンザシ(西洋山査子)

植物性

セイヨウサンザシ

バラ科のセイヨウサンザシの花、葉、果実を乾燥させたもの。セイヨウサンザシは高さ4〜9mの落葉低木で、サンザシの類似種。サンザシの花が白のみに対して、セイヨウサンザシは5月に白色または薄紅色の花を枝先につける。秋には10〜12mmほどの赤い実をつける。サンザシ属は丈夫なのでイギリスでは生垣などの園芸種としても栽培されている。

学名
Hawthorn
日本名
西洋山査子
主な産地
ヨーロッパ、北アフリカ
基原
セイヨウサンザシ(バラ科落葉低木)の花、葉、果実
用 途
血行改善、血圧降下
消化不良、下痢
滋養強壮、虚弱体質
狭心症、不整脈、神経性の不眠症に応用

出典: 日本薬草全書〈新日本法規出版株式会社〉、原薬要覧(1993年版)〈松浦薬業株式会社〉、薬用ハーブの機能研究〈健康産業新聞社〉、ハーブ大全〈小学館〉、世界の薬用植物IIハーブ事典〈エンタプライズ株式会社〉、原色牧野和漢薬草大図鑑〈北隆館〉

起 源
バラ科のセイヨウサンザシの花、葉、果実を乾燥させたもの。セイヨウサンザシは高さ4〜9mの落葉低木で、サンザシの類似種である。サンザシの花が白のみに対して、セイヨウサンザシは5月に白色または薄紅色の花を枝先につける。秋には10〜12mmほどの赤い実をつける。サンザシ属は丈夫なのでイギリスでは生垣などの園芸種としても栽培されている。
薬 効
抗菌、血管拡張、強心、降圧作用などが報告されているヨーロッパでは、葉を強心薬、果実は降圧、強心薬として用いている。作用は穏やかで持続性があるのが特徴。近縁種のオオミサンザシは、生薬名を山査子といい、胃液分泌を促し、消化を助ける作用が知られておリ、漢方ではおもに消化不良や下痢の治療に用いられている。

search豆知識

逸話として有名なのは、キリストが処刑された時の荊冠(イバラの冠)がセイヨウサンザシであったというもの。キリストの血によって清められたとされ、中世ヨーロッパでは厄除けの木といわれるようになりました。またイギリスでは、傷や腫れを治すと信じられていました。もうひとつ有名なのは、英名のいわれ。これは1620年にイギリスからアメリカに渡航したメイフラワー号に、航海の無事を祈ってセイヨウサンザシが描かれていたことによるもの。以来、アメリカではセイヨウサンザシのことを「メイフラワー」と呼ぶようになりました。

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セイヨウサンザシ
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