植物性
ジオウ


ジオウ(地黄)は、アカヤジオウという植物の栄養豊富な根から作られる生薬です。全身の血を補うことで体力のサポートをするはたらきを持ちます。カラダの機能を整える様々な漢方薬に使われる生薬です。
どのような働きがあるの?
- 全身に栄養を巡らせる
- カラダの調子を整える
- 消耗した体力を補う
生薬“ジオウ”は
このようなときに
-
寝てる間に
疲れを取りたい -
疲れを明日に
持ち越したくない -
かぜと戦う
体力をつけたい
このようなときの栄養補給に
- 学名
- REHMANNIAE RADIX
- 日本名
- 地黄(ジオウ)
- 主な産地
- 朝鮮半島・日本(アカヤジオウ)、中国(カイケイジオウ)
- 基原
- アカヤジオウ、カイケイジオウ(ゴマノハグサ科多年生草本)の根
- 成分
- イリドイド配糖体のカタルポール、レーマニオシドA~D 、レオヌライド、糖類のスタキオースなど。
search豆知識
すべてのアカヤジオウの根が、地黄(ジオウ)として生薬になるのではありません。正確には、良質のものだけが活用されます。では何をもって良質とするかというと、それは重さと密度。昔は生のものを水に浸し、沈むものだけを地黄と呼んで用いていました。浮くものや浮き沈みするものは薬効が弱いとされ、「天黄」「人黄」と呼んで薬には用いられませんでした。