ショウキョウ

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ショウキョウ(生姜)

植物性

ショウキョウ

ショウキョウとは 30秒で解説

生薬:ショウキョウ(生姜)

ショウキョウは、薬効成分を多く含むショウガの根茎から作られる生薬で、血行をよくし体を温め抵抗力をつけるはたらきを持ちます。
「葛根湯」など様々な漢方に使われる生薬です。

どのような働きがあるの?

  • 血行を良くする働き
  • 抵抗力をつける働き
  • 胃腸を整える働き
※生薬の働きであり、生薬を配合した製品の働きではありません。

これらの働きが知られており、かぜ薬や栄養剤など様々な製品に活用される生薬です。

生薬“ショウキョウ”
このようなとき

  • 冷えっぽくて
    疲れを感じるとき

  • かぜと戦う
    体力をつけたいとき

  • 疲れて食欲
    でない

このようなときの栄養補給に

ショウガ科ショウガの根茎、ときに周皮を除いたものを生、もしくは乾燥させたもの。前者を生姜、後者を乾姜と呼ぶこともある。よく肥大し、内部が白色を呈し、辛味の強いものが良品とされる。若い根は生薬としては適さない。

学名
Zingiber officinale
日本名
生姜(ショウガ)
主な産地
熱帯アジア原産 中国、日本
基原
ショウガ科ショウガの根茎
成分
ギンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン等の芳香族誘導体、モノテルペノイド類、セスキテルペノイド類、精油類(ジンギベレン)など

search豆知識

14〜16世紀頃のイギリスでペスト(伝染病)が大流行したときには、大勢の市民が感染の危険にさらされていました。しかし、高級品である生姜を食べていた貴族は伝染病を発症しなかったという記録があったことから、当時のイギリス国王ヘンリー8世は伝染病対策として市民に生姜入りのクッキーを与え、この危機を乗り切ったとされています。日本でも生姜湯として古くから用いられており、細菌・ウイルスなどの外敵に対抗するための生薬・ハーブとして大きく世界に広まっていると言えます。

生薬30解説

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